3つの基本ルール
英語の文を書くときには、次の3つの基本のルールがあります。
1. 先頭の文字が大文字になること
2. ピリオド(.)・疑問符(?)・感嘆符(!)のどれかで終わること
3. 単語と単語の間に空白を入れること
1:先頭は大文字で書く
先頭の単語の1文字目は、必ず大文字にしましょう。
He lives in Tokyo.
he lives in Tokyo.
訳:彼は東京に住んでいます。
2:ピリオド(.)・疑問符(?)・感嘆符(!)のどれかで終わる
文末にはピリオドをつけます。
I had breakfast yesterday.
I had breakfast yesterday
訳:私は昨日朝食をとりました。
疑問文にはクエスチョンマーク(?)をつけます。
What sports do you like?
What sports do you like
訳:何のスポーツが好きですか?
文によっては、エクスクラメーションマーク(!)を付ける場合もあります。
Hurry up!
Hurry up
訳:急いで!
3:単語と単語の間は少し空ける
英語は単語ごとに意味があります。
どこまでが1つの単語か明確に分かるよう、単語と単語の間は適度に開けて書くのが鉄則です。
He can swim fast.
Hecan swimfast.
訳:彼は速く泳ぐことができます。
5つの文の要素
英語の文章は、次の5つの要素で成り立っています。
要素自体は、単語や複数の単語に対して与えられる概念です。
これらの要素を知っておくと、英文法への理解をより深めることができます。
主語
日本語の文章で「~が」「~は」にあたります。
英語の参考書では S と示されることが多いです。
述語
日本語の文章で「~する」「~だ」にあたります。
英語の参考書では V と示されることが多いです。
目的語
動詞の後ろにきて、動作の対象を表します。
英語の参考書では O と示されることが多いです。
補語
主語の様子や状態、主語がどんなものであるかを説明します。
英語の参考書では C と示されることが多いです。
修飾語
他の要素をより詳しく説明するために使われます。
英語の参考書では M と示されることが多いです。
文の要素をもっと知りたい方はこちら
英語の語順
英語は、日本語に比べて語順がとても大切です。
どの言葉をどこに置くかで、文章全体の意味が大きく変わります。
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10種類の品詞
名詞
人・もの・ことの名前を表す語。
冠詞
名詞の前に置かれる語。
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代名詞
名詞の代わりをする語。
動詞
主語の状態や動作を表す語。
大きく分けてbe動詞と一般動詞の2種類があります。
助動詞
動詞の前に置いて、動詞の意味に話し手の気持ちや判断を付け加える語。
形容詞
人・もの・ことの性質や状態などを表す語。
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副詞
動詞・形容詞・副詞・文全体を修飾して、程度・頻度・様態・時・場所などを表す語。
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前置詞
名詞・代名詞などの前に置かれ、それらの語とともに形容詞や副詞のような働きをする語。
接続詞
語と語、句と句、節と節などを結び付ける語。
間投詞
驚き・感動・喜び・悲しみなどの感情や、呼びかけなどを表す語。
句と節
英語には「句」や「節」というまとまりを表す言葉があります。
どちらも、文章の中では名詞・形容詞・副詞のいずれかのような働きをします。
句
主語+動詞を含まない言葉のまとまりのことです。
文中での働きによって、名詞句・形容詞句・副詞句に分けられます。
「句」をもっと知りたい方はこちら
節
主語+動詞を含む言葉のまとまりのことです。
文中での働きによって、名詞節・形容詞節・副詞節に分けられます。
「節」をもっと知りたい方はこちら
3つの文の構造
英語の文章は構造によって、次の3つに分けることができます。
単文
1つの主語と1つの動詞から成り立つ文章のことです。
重文
等位接続詞によって結ばれた2組以上の主語と動詞から成り立つ文章のことです。
複文
従位接続詞や関係詞によって結ばれた2組以上の主語と動詞から成り立つ文章のことです。
「文の構造」をもっと知りたい方はこちら