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大学面接で合格を勝ち取るには?【事前準備から当日までの流れ解説】

息抜き
息抜き

面接の形式 

「個人面接」、「集団面接」、「グループディスカッション」、「プレゼンテーション」、「口頭試問」の5種類あります。1つ1つ、どのような面接の方法なのか見ていきましょう!

※図やグラフは、すべて当サイトのデザイナーが作成したものです

個人面接

個人面接は、最もオーソドックスな方法で多くの大学で用いられています。

 

・受験生:1人

・面接官:(a)1人

     (b)2~3人

     (c)3人以上

・面接時間:10~15分

※面接官の人数は、事前にリサーチする必要あり。

 

 

集団面接

受験生複数人で受ける面接のことをいいます。順番に当てられて回答するため、回答内容がかぶってしまうことがありますが、「繰り返しになりますが、」などの言葉を添えるとよいでしょう!

 

・受験生:複数名

・面接官:2~3人

・面接時間:20~60分

グループディスカッション

あるお題について議論するような形式です。率先して司会を務めたり、少人数派の意見を尊重したりするところを見られています。また、自身の強みを見せられるような場でもあります。

 

・受験生:5~10人

・面接官:3~5人

・面接時間:20~40分

プレゼンテーション

事前に課された課題を、面接官にプレゼンテーションする形式です。

 

・受験生:1人

・面接官:3~5人

・面接時間:15~30分

※PowerPointなどでまとめた資料を使用してプレゼンテーションする大学が多数。

「自分は何を一番伝えたいのか」という自身の主張をどのように伝えるかが最優先事項になります。

そのためには、起承転結になっているか再度確認が必要になります。

「PREP法」を駆使して行うことで、よりよいプレゼンテーションに近づきます。

PREP法とは?!と思った方は、以下の記事で確認してみてください。

 

 

口頭試問

大学の募集要項に「口頭試問」と書かれている大学をいくつか見ると思います。「口頭試問」とは、志望学部・学科についての知識や論理的思考を持っているかを図る目的で行われる質問のことを指します。

面接と書かれている場合でも口頭試問が入る可能性が高いので対策をしていきましょう!

主に、志望する学部についての知識を蓄えることをおすすめします。

 

・受験生、面接官、所要時間は、個人面接・集団面接に準ずる。

  


 

面接の流れ

面接開始

本質の質問(大学・高校生活に関すること、受験生自身に関すること、一般常識に関すること)

最後の質問

面接開始!

面接は以下のような質問で開始されることが多いです。受験生をリラックスさせるために用いられることがあります。

面接官
面接官

自己紹介をお願いします。

(解答例)
(解答例)

K高等学校から参りました、学 進と申します。本日はよろしくお願いいたします。


面接官
面接官

昨日はよく眠れましたか?

(解答例)
(解答例)

緊張してあまりよく眠れませんでした。


面接官
面接官

朝食は食べましたか?

(解答例)
(解答例)

はい!ご飯、焼き魚、漬物、味噌汁を食べました。


面接官
面接官

大学までどのように来ましたか?

(解答例)
(解答例)

バスと電車を乗り継いで、約1時間ぐらいかけて来ました。

 

大学ごとに違いはありますが、受験番号と氏名を言う場合もあるので受験番号も覚えておきましょう!しかし、この質問が省略され、本質の質問からおこなわれる大学もあります。気にせずおこないましょう。

お恥ずかしい話ですが、実はこの記事を書いているライターは受験番号を堂々と間違えてしまいました。

本質の質問

①大学に関する質問→志望理由、気になるカリキュラム

進学意欲、大学の特徴や校風をどの程度理解して志願しているのかの確認

面接官
面接官

この大学を志望する理由を教えてください。

(解答例)
(解答例)

私が御校を志望する理由は、医師になり命を救いたいという夢をかなえたいからです。


面接官
面接官

この学部・学科を選んだ理由を教えてください。

(解答例)
(解答例)

私が御校を志望する理由は、特に地域医療に力を入れているためです。私はこの地域の出身で、全国的にも医師の人手が足りていないことを知りました。

将来は医師になって、生まれ育った地元の医療に貢献したいと考えていたところ、御校では地域医療の研究や地域医療枠の設置など、地域医療に積極的に取り組んでいることを知り御校を強く校志望します。


面接官
面接官

オープンキャンパスには参加しましたか?

(解答例)
(解答例)

はい!オープンキャンパスに参加しました。

授業以外にも実習室や練習室を使えると先輩に伺い、沢山の練習を積むことができると感じました。

 

②高校生活に関する質問→学習内容と課外活動の両面から

高校でどのような勉強を行い、部活・委員会・ボランティアなどの課外活動から何を得たのかを確認

面接官
面接官

高校で行った生徒会では、どのような役割で何を学んだのですか?

(解答例)
(解答例)

私は生徒会長という役職で生徒の意見を聞く力を学び、培うことができました。


面接官
面接官

部活動で意識していたことを教えてください。

(解答例)
(解答例)

私は、バレーボール部でした。部活動で意識していたことは、キャプテンとしてチームの絆を深めよりよい活動になるように後輩に声掛けをすることです。


面接官
面接官

ボランティアには参加したことがありますか?

(解答例)
(解答例)

ボランティアに参加したことがあります。毎週土曜日に行われている河川敷のゴミ拾いという活動です。川をきれいにするだけでなく、珍しい野鳥が見られたり、地域の方々との交流ができたりしました。

 

③生徒本人に関する質問→生徒の人柄、アピールポイント

自己分析・自己評価や生活態度・社会性などの確認

例)あなたの長所と短所を教えてください。

面接官
面接官

あなたの長所と短所を教えてください。

(解答例)
(解答例)

私の長所はリーダーシップがあるところです。高校の部活動では部長として全体をまとめ、全国大会に出場することができました。しかし、私の短所は不安症になってしまうことです。1人になってしまうと自信がなくなり不安になりやすいです。解決するために、私はコミュニケーションを大事にして対応しようと試みています。


面接官
面接官

ストレスが溜まったときの対処法を教えてください。

(解答例)
(解答例)

ストレスが溜まった時は、温泉に行っています。温泉に入ることでリフレッシュして次に備えています。


面接官
面接官

あなたの得意な教科は何ですか?

(解答例)
(解答例)

私の得意な教科は、英語です。海外に旅行をしたときに、屋台で注文するときに英語を用いることができたからです。話せる英語を学びたいと考えています。

 

最後の質問

面接は、一般的に面接官が受験生に質問をしますが、逆に受験生から面接官に質問することがあります。

面接官
面接官

最後に、質問はありますか?

(解答例)
(解答例)

私は御校に入学後、留学を考えております。御校と海外の大学で姉妹校があると思うのですが、どのくらいの人数が利用しているのでしょうか。


面接官
面接官

最後に言いたいことはありますか?

(解答例)
(解答例)

繰り返しにはなりますが、私は御校で○○を特に学びたいと考えています。私の持ち味である○○を駆使して研究に取り組みたいです。

大学での学習に対して意欲があることをアピールするといいでしょう!

+α

ピークエンドの法則!最後の印象は残りやすい!

   


 

身だしなみ&マナー

身だしなみ

髪型

派手な色のカラー、ボサボサ・寝ぐせ等はNGです。

→黒髪に染め直す際、自分でやるとムラになったり、色落ちが速かったりするので美容院や理髪店でおこなうと最適でしょう。また、出願の際に必要な証明写真の撮影にも黒上で臨むようにしましょう!

 

前髪の長さに注意しましょう。

→前髪によって目が見えないと面接官は受験生の素顔が分かりません。また、お辞儀をするときに髪が乱れてしまうと印象が悪くなります。黒・紺・茶色などの目立たない色のピンやゴムなどで留めて、髪が乱れないようにしましょう!

 

服装

制服、もしくはスーツにしましょう。

→高校の制服がある場合は、その制服を着るのが一番好ましいです。通信制の高校に通っていて制服を購入していない生徒は、大学の入学式用としてスーツを新調してそのスーツを着るとよいでしょう。

 

靴下は、白・黒・紺・グレーなどの無地にしましょう。

→ルーズソックスやくるぶしの長さのソックスもカジュアルすぎるのでNGです。

 

アクセサリーはつけないようにしましょう。

→ピアスやネックレス、パワーストーンなどのアクセサリーは外しましょう。また、ピアスなどの穴を隠そうと絆創膏を貼ると、かえって目立つため貼らないことをおすすめします。腕時計の装着は大丈夫です。

 

爪をきれいにしましょう。

→指先も面接官は見ている場合があります。また、マニキュアやネイルアートはNGです。

マナー

無意識にしているマナーは日常でたくさんあると思いますが、面接のマナーと聞いて難しく感じてしまっていることはありませんか?

大きく分けて3つの基本的なマナーを守れば大丈夫です!

①面接官の指示で動く!

面接官の指示に従って行動したり発言したりすることが基本的なマナーです。

「どうぞ、おはいりください。」「どうぞ、おかけください!」「面接は以上です。」

 

②言葉の使い方!

敬語を用いて返答をしましょう。

二重敬語になったり間違った丁寧語になってしまうと思いますが、はっきり正々堂々と言うことを意識しましょう!また、返答が思いつかないときは、「少し、考えてもよろしいでしょうか?」などの返答をして間を空けないようにするとよいでしょう。

 

③明るく、ポジティブに!

前述はしましたが、「ピークエンドの法則」というものがあります。気難しい面接官になってしまった場合も印象は残るものです。そこで、明るく、ポジティブにすることで好印象を与えることができます。また、面接が終わってから合否が出るまでの間はその残っている印象が人柄の頼りになります。

 


 

面接って何を聞かれるの?

ここまでお読みになって、面接の概要が分かったと思います。実際、面接で何を聞かれるのかを見ていきましょう!

 


面接トレーニング方法

面接トレーニングと聞いていくつか思いつくと思います。面接練習にお金を使うのはおすすめしません。返答内容がある程度完成したことを前提として話を進めていきます。効率よく、まずは、①録音する②動画に収める③鏡の前で練習するの3つの方法を試してみてください!その後、第三者に見てもらいアドバイスをもらうと申し分ない完成度になると思います。

①録音する

面接時の返答は約1分以内になるように文章を構成しましょう。録音をして、何分ぐらいで返答できているのか確認し、文章の長さを調整するとよいでしょう。また、「えーっと」「あのー」などの戸惑いの発言がないかもチェックしてみてください!

②動画に収める

動画で収めることで、視覚的に分析することができます。視線はどこに向いているのか、顔は傾いていないかなどを見てみましょう!

③鏡の前で練習する

鏡の前で笑顔を作る練習をしてみましょう!笑顔を作ることによって、緊張がほぐれるのでぜひ面接当日にやってみてください!

④友達や先生、親に手伝ってもらう

上記の①~③はどれも1人でできることでした。第三者に見てもらうことで自分では気づけなったことを指摘されるかもしれません。アドバイスを元に、上記の①~③を活用してさらに良い返答になるように頑張ってください!

 


 

まとめ

面接は自分自身をどれだけ把握して、なぜ大学を目指しているのか?これをいかにピーアールできるかが肝になります。まずは、自己分析をすることが必要不可欠です。以下の記事より「自己分析」をおこない、自身の強みを自己PRにする方法をご確認ください!

あとは、自信をもってはきはき思いを伝えましょう!