正の数
0より大きい数で数字の前に+という符号をつけてあらわす数です。
例 \(+7 ,+3.6,+\dfrac{3}{2}\)
これまで小学校で使っていた符号がつかない数はどれも正の数と同じで+1と1は同じものです。
負の数
0より小さい数で数字の前にーという符号を付けてあらわす数です。
例 \(ー1 ,ー2.5, -\dfrac{13}{3}\)
この負の数という数を見て知ってほしいことは0よりも小さい数があるということです。
0
0より大きな数のことを正の数と呼び、0より小さい数のことを負の数と呼ぶので0はどちらにも含まれません。
整数
整数は0に1ずつ増やすか減らすことをすれば得ることができる数です。
例 \( 30, 2, -4, 0 \)
整数は正の整数、負の整数、0の3つに分けることができます。
0に1を足し引きしても0.1などを作ることはできないので整数には分数や小数は含まれません。
自然数
整数の中でも正の整数のことを自然数といいます。この自然数という単語は今後よく見ることになるのでしっかり覚えましょう。
小数
数の中で整数に含まれないものです。
例 \( 0.8, -5.7 \)
数学では小数を分数の状態で計算することが多くなるので分数の計算も復習しておくとよいでしょう。
まとめ
これまでのことをまとめると様々な数の種類は下の図の様にあらわせます。この図を見ると全体像をとらえやすいので、この図のイメージを持って練習問題を解いてみましょう。
演習問題
問題を解いて、ここまでの内容を復習してみましょう。