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12個の時制の使い方を理解して、マスターしよう!【英文法基礎】

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英語の勉強をしていると、必ずと言っていいほど登場する「時制」という言葉。

今回の記事では、その「時制」がどんなものなのかを解説していきます。

他の文法要素と密接に関わる内容なので、不安な部分は下の記事で解消しておきましょう。

時制とは

定義

時制は「文の中の出来事が起こっているタイミング」のことです。

このタイミングは、その文が話されたり、書かれたりした時間を基準に、相対的に決まります

少し難しい話なので、いくつか例をあげてましょう。

例えば、あなたが今この瞬間に「私は東京に住んでいました」という文を話したとしましょう。

この時、話の話題は今この瞬間よりも前の時間に起こっている出来事なので、過去形(~でした)を使って話をするわけです。

他の例もみてみましょう。

あなたは昨日、とあるブログで「私の息子は明日から学校に行くだろう」という文を見つけました。

このブログが指す「明日」というのは「今日」ではなく、ブログが書かれた日の次の日のことです。

話題(息子が学校に行くこと)はブログが書かれた時間よりも後に起こる出来事なので、文に未来形(~だろう)が使われていると考えることができます。

このように、どの文においても「出来事が起こるタイミング」を定めることができるんです。

そのタイミングは今この瞬間を基準に決まるわけではなく、その文が話されたり、書かれたりした時間を基準にして、相対的に決定されることを覚えておきましょう。

種類

英語における時制は、現在・過去・未来という3つの基本時制と、基本形・進行形・完了形・完了進行形の4つのカテゴリーとの組み合わせによって、下の表のように全部で12種類に分けられます。

現在と基本形との組み合わせで現在(基本)形、過去と進行形で過去進行形、未来と完了進行形で未来完了進行形といった具合です。

このうち、中学校までに習うのは下の7種類です。

下の7つがベースになるので、まずはここをマスターしていきましょう。

ここからは、12種類それぞれの例文と基本的なイメージをみていきます。

概要がつかめたら解説ページに飛んで、細かいルールや使い方を確認してみましょう。

12の時制

現在(基本)形

I have two brothers.

訳:私には弟が二人いる。

過去(基本)形

He loved me.

訳:彼は私を愛していた。

未来(基本)形

It will be sunny tomorrow.

訳:明日は晴れるだろう。

現在進行形

I am running along the river now.

訳:私は今、川沿いを走っている。

過去進行形

She was watching TV when I entered the room.

訳:私がその部屋に入った時、彼女はテレビを観ていた。

未来進行形

I will be taking a bath this time tomorrow.

訳:明日の今頃、私はお風呂に入っているだろう。

現在完了形

I have been to Korea three times.

訳:私は3回韓国に行ったことがある。

過去完了形

He had already arrived at the station when I got there.

訳:私が駅に着いた時、彼はすでに到着していた。

未来完了形

They will have been married for ten years next month.

訳:来月、彼らは結婚して10年になる。

現在完了進行形

We have been reading books at the library for two hours.

訳:私たちは図書館で2時間読書をしている。

過去完了進行形

I had been playing the piano since the phone rang.

訳:電話が鳴るまで、(ずっと)ピアノを弾いていた。

未来完了進行形

He will have been waiting her for 30 minutes by 6 p.m.

訳:午後6時で、彼は彼女を30分待ち続けていることになる。

まとめ

今回は時制の種類をみてきました。

ぜひ、解説ページに飛んで使い方を確認してみてくださいね!