この記事では、12種類の時制の中の過去(基本)形について解説していきます。
他の時制は、下の記事で紹介しているので、ぜひチェックしてみてください!
これ以降は、過去(基本)形を過去形と表記して説明を進めます。
過去形が表すこと3選
過去形は、ある基準よりも前の時間に起きた出来事を表したいときに使います。
過去形の文は、大きく分けて次の3つの物事を表すことができます。
なお、各例文に登場する動詞には、黄色の下線を引いています。
過去の状態
ある基準よりも前に一定期間続いていた物事を表します。
例1)They lived in New York when they were a child.
訳:彼らは子供の時、ニューヨークに住んでいた。
例2)I could play the guitar.
訳:私はギターを弾くことができました。
過去の一回きりの動作
過去形は、過去に一度だけ行われた動作を表すこともできます。
例1)She went to the library yesterday.
訳:彼女は昨日、図書館に行った。
例2)I built my house two years ago.
訳:私は2年前に我が家を建てた。
この用法では、動作動詞が用いられます。
過去の習慣・繰り返された動作
ある基準時より前に繰り返し行われた動作や習慣も、過去形で表すことができます。
例1)My brother usually played games after dinner.
訳:私の弟はいつも夕食後にゲームをしていた。
例2)She watched Japanese TV drama every night.
訳:彼女は毎晩、日本のテレビドラマを観ていた。
まとめ
今回は、12種類の時制のうち「過去形」をみてきました。
どういう場面でその時制を使うのかを知っておくことで、より正確で、相手に伝わる文を作ることができるでしょう。
他の時制をまとめた記事も、合わせて確認してみてくださいね!!