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「現在形=今この瞬間」ではない?正しい現在形の使い方を解説【英文法基礎】

中学英語
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この記事では、12種類の時制の中の現在(基本)形について解説していきます。

他の時制は、下の記事で紹介しているので、ぜひチェックしてみてください!

これ以降は、現在(基本)形を現在形と表記して説明を進めます。

現在形って?

現在」と聞いて、みなさんはどのようなイメージを持つでしょうか?

例えば、天気予報で「現在は晴れです」と聞くと「今この瞬間の空模様は晴れている」と考えるように、大半の方は「現在=今この瞬間」と捉えていると思います。

一方、英語における現在形は「今この瞬間を含む広がりのある時間」を表します。

今だけでなく、過去や未来のことも含む(場合がある)というのがポイントです。

では、現在形はどのような意味を表すのでしょうか?

ここからは現在形の代表的な意味や使い方を、例文を通してみていきましょう。

現在形が表すこと3選

現在形の文は、大きく分けて次の3つの物事を表すことができます。

なお、各例文に登場する動詞には、黄色の下線を引いています。

1.今の状態

現在の人やモノの状態を表します。

今の一時的な状態ではなく、その状態が前から続き、このあとも続くことが予想される(状態の継続に、時間の幅がみられる)場合に用いることがポイントです。

例1)We live in Tokyo.

訳:私たちは東京に住んでいる。

例2)He is hungry.

訳:彼はお腹が空いている。

この用法では、状態動詞が使われることに注意しましょう。

2.習慣や繰り返される動作

現在形は、習慣的・反復的に行われている動作を表すこともできます。

例1)I play tennis every day.

訳:私は毎日テニスをする。

例2)She often drinks coffee for lunch.

訳:彼女はたいてい昼食にコーヒーを飲む。

例3)That cat looks cute.

訳:あの猫はかわいく見える。

この用法では、動作動詞が用いられます。

3.不変の事実や真理

長期間に渡って変わることのない事実や科学的真理は、現在形で表します。

例1)The sun rises in the east and sets in the west.

訳:太陽は東から上り、西に沈む。

例2)Two plus three is five.

訳:2たす3は5。

まとめ

今回は、12種類の時制のうち「現在形」をみてきました。

どういう場面でその時制を使うのかを知っておくことで、より正確で、相手に伝わる文を作ることができるでしょう。

他の時制についての記事も、合わせて確認してみてくださいね!