等位接続詞って?
等位接続詞は、同じ種類のものを対等な関係で繋ぐ働きがあります。
基本的には「語と語」「句と句」「節と節」を結ぶ働きをしますが、単語によっては「節と節」を繋げる役割しかありません。
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等位接続詞の一覧
等位接続詞には、次の4種類があります。
例文をみながら、使い方を確認していきましょう!
1. and
「~と~」「そして」「~したり~したり」といった意味を表します。
He and I seldom take the train.
訳:彼と私はめったに電車を使わない。(名詞と名詞)
We watched movies and played games.
訳:私たちは映画を観たり、ゲームをしたりした。(動詞と動詞)
I’m studying English to read English books and to converse with people from other countries.
訳:英語の本を読んだり、外国の人と会話したりするために英語を勉強している。(副詞句と副詞句)
Sakura is on the tennis team and I am on a soccer team.
訳:サクラはテニスチーム、私はサッカーチームに所属している。(節と節)
2. but
「しかし」「だが」「けれど」という意味を表します。
This coffee is cheap but delicious.
訳:このコーヒーは安いが美味い。(形容詞と形容詞)
We need not to ignore the outcome but to accept it.
訳:結果を無視するのではなく、受け入れなければならない。(句と句)
I’d like to go, but I can’t.
訳:行きたいが、行くことはできない。(節と節)
3. or
「~か~」「または」「それとも」といった意味を表します。
Would you like pork, beef or chicken?
訳:豚肉か牛肉か鶏肉、どれがいいですか?(名詞と名詞)
I will apologize to him on Monday or on Tuesday.
訳:月曜か火曜には、彼に謝るつもりだ。(副詞句と副詞句)
You can throw it away or keep it.
訳:捨てても、取っておいてもどちらでもいいよ。(節と節)
4. nor
否定語の後で使われ、「~もない」「あるいは」という意味を表します。
Neither my brother nor I am shy.
訳:弟も私も内向的ではない。(名詞と名詞)
She didn’t allow her son to go fishing nor to climb a mountain.
訳:彼女は、息子が釣りに行くことも、山登りをすることも許さなかった。(句と句)
He hasn’t been to the country nor does he want to go.
訳:彼はその国に行ったことがないし、行きたいとも思っていない。(節と節)
まとめ
今回は、接続詞の種類の1つである「等位接続詞」を解説してきました。
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