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英語の文には3つの種類があるって、知ってましたか?【英文法入門】

中学英語
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英語の文章は構造によって、単文・重文・複文の3つに分けることができます。

英文を見ながら、種類ごとの意味と違いを確認していきましょう!

単文

単文は、1つの主語と1つの動詞から成り立つ文章のことです。

例文

2つ「単文」の文章をみてみましょう。

(1)She watched Japanese TV drama last night.

訳:彼女は、昨夜日本のドラマを観た。

Sheが主語・watchedが動詞にあたります。

(2)Having had lunch, he went to the park.

訳:昼食をとったあと、彼は公園に行った。

heが主語・wentが動詞にあたります。

どちらも、主語と動詞が1つずつしか含まれていないので、単文といえます。

重文

重文は、等位接続詞によって結ばれた2組以上の主語と動詞から成り立つ文章のことです。

例文

2つ「重文」の文章をみてみましょう。

(1)My sister loves K-pop, but she haven’t been to Korea.

訳:私の妹はK-popが大好きだが、これまでに韓国に行ったことはない。

等位接続詞「but」を挟んで、My sisterが主語・lovesが動詞の節と、sheが主語・haven’t beenが動詞の節がそれぞれ存在します。

(2)I gave up buying the painting, for it was so expensive.

訳:私はその絵画を買うのを諦めた。というのも、とても高価だったからだ。

等位接続詞「for」を挟んで、This paintingが主語・wasが動詞の節と、Iが主語・gave upが動詞の節がそれぞれ存在します。

両方とも、等位接続詞と2組以上の主語と動詞の組が含まれているので、重文だと言えます。

複文

複文は、従位接続詞や関係詞によって結ばれた2組以上の主語と動詞から成り立つ文章のことです。

例文

2つ「複文」の文章をみてみましょう。

(1)As we walked, we discussed where to stay.

訳:私たちは歩きながら、どこに宿泊するかを話し合った。

従位接続詞「As」が含まれ、Weが主語・walkedが動詞の節と、weが主語・discussedが動詞の節がそれぞれ存在します。

(2)This is the book which she wrote.

訳:これが彼女の書いた本だ。

関係詞「which」が含まれ、Thisが主語・isが動詞の節と、sheが主語・wroteが動詞の節がそれぞれ存在します。

両方とも、従位接続詞または関係詞によって結ばれた2組以上の主語と動詞から成り立つ文章なので、複文だと言えます。

文章の書き換え

ここまで、単文・重文・複文の意味と例文を確認してきました。

ここからは「彼は風邪をひいたので、病院に行った」という文章がそれぞれの構造ではどう書けるのか、みていくことにしましょう。

単文

Having a cold, he went to the hospital.

Heが主語・wentが動詞にあたります。

主語と動詞が1つずつしか含まれていないので、これは単文です。

表現として、分詞構文が使われています。

重文

He had a cold and he went to the hospital.

等位接続詞「and」を挟んで、Heが主語・hadが動詞の節と、heが主語・wentが動詞の節がそれぞれありますね。

等位接続詞と2組以上の主語と動詞の組が含まれているので、この文章は重文です。

複文

He went to the hospital because he had a cold.

従位接続詞「because」が含まれ、Heが主語・wentが動詞の節と、heが主語・hadが動詞の節がそれぞれ存在します。

従位接続詞によって結ばれた2組以上の主語と動詞から成り立つ文章なので、これは複文だと言えます。

まとめ

英語の文章の構造には、単文・重文・複文の3種類があります。

文の構造が理解できると、英語の文章の読解がしやすくなるでしょう。

合わせて、他の文法事項への理解を深めておくことをオススメします!