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英検(中学生向け)各級のレベルと申し込み方法を徹底解説【英語勉強方法】

中学英語
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突然ですが、問題です!

下の問題の答えは何でしょう?

20秒で考えてみてください!

少し、複雑で難しいな!これ何級なの?

この問題は、予想問題で作ってみたよ! 英検3級くらいの問題かな!

英検についてのお悩みをこのブログで解決できます!

それでは、一緒にみていきましょう!

実際の体験談も交えて解説していきます。

英検ってそもそもなに?

英検ってそもそもなんなの?(悩み)

「英検」と略して言われることが多いですが、実は「実用英語技能試験検定」と言います。

ここからは、「英検」と呼ぶことにします。

英検とは、文部科学省後援の「世界基準で英語力を判定できる試験」です。

英語力を判定できるのは、他にはTOEIC・TOEFL・IELTSなどがあります。

英検の特徴や試験内容はもう少し後に解説をしようと思います!

英検のリニューアル4選

リニューアルの詳細は「公式ホームページ」をご覧ください!

と、言いたいところですが、大きく3つの変更点をここでは解説しますね!

リニューアルの対象級は、1級・準1級・2級・準2級・3級です。

1:ライティングに「要約」「Eメール文」が追加されました✏

1級・準1級・2級は要約問題が追加されました。

準2級・3級はEメール文が追加されました。

実際にどのような問題なの?

下の表を見ながら確認してみよう!

追加される問題対象級内容
要約問題1級・準1級・2級◎長文を読み、要約して文章にして書く問題。
◎内容・構成・語彙・文法の4つの観点で採点。
Eメール文準2級・3級◎友人や知り合いからのメールに対して返信する問題。
◎内容・語彙・文法の3つの観点で採点。

2:リーディングの語彙問題・長文の設問数が減少されました

1級・準1級・2級・準2級・のリーディング問題数が減少しました。

選択問題が減ったことによって、ライティングで単語力や文法などの技能を測れるようになりました。

対象級内容問題数
1級・大問1:短文の語句空所補充
→3問削除(単語問題)
・大問3:長文の内容一致選択
→3問削除(設問No. 32-34)
41問→35問
準1級・大問1:短文の語句空所補充
→7問削除(単語問題)
・大問3:長文の内容一致選択
→3問削除(設問No. 32-34)
41問→31問
2級・大問1:短文の語句空所補充
→3問削除(文法問題など)
・大問3B:長文の内容一致選択
→4問削除(設問No. 30-33)
38問→31問
準2級・大問1:短文の語句空所補充
→5問削除(熟語・文法問題など)
・大問3B:長文の語句空所補充
→3問削除(設問No. 28-30)
37問→29問

3:試験時間が変更されました

準2級・3級で試験時間が延長されました。

対象級試験時間(延長)要因
準2級75分→80分(延長5分)◎リーディングの問題削減
◎ライティングの問題追加
3級50分→65分(延長15分)◎ライティングの問題追加

4:2次試験のスピーキングで話題導入文が追加されました

対象級は、準1級のみです。

スピーキングの受験者自身の意見を問う問題(No.4)に話題導入文が追加されました。

対象の2つを挙げられて、「〇〇するべきですか?」「どちらの方がいいですか?」と質問されます。

それに、自身の意見を加えて返答するような問題です。

例えば、あなたは電車に乗っていて優先席に座りますか?

ビッグニュース:https://www.eiken.or.jp/eiken/2025newgrade/index.html

英検の特徴と試験内容

特徴

  • 4技能の測定が可能なテスト(ライティングは3級から)
  • 年齢制限がない
  • ペーパー試験とコンピューター試験がある
  • 5級〜1級のレベル別にテストがある(しかし、不合格の際に得点が残らない)

*4技能とは、「リーディング」「リスニング」「スピーキング」「ライティング」といいます。

試験内容・料金

受験級レベル1次試験2次試験金額
5級中学初級程度R+LS4,100円
4級中学中級程度R+LS4,700円
3級中学卒業程度R+L+WS(1次試験合格者のみ)6,900円
準2級高校中級程度R+L+WS(1次試験合格者のみ)8,500円
2級高校卒業程度R+L+WS(1次試験合格者のみ)9,100円
準1級大学中級程度R+L+WS(1次試験合格者のみ)10,500円
1級大学卒業程度R+L+WS(1次試験合格者のみ)12,500円
*「リーディング:R」「リスニング:L」「スピーキング:S」「ライティング:W」
*検定料は、受験方法で変動します。上記の表は個人のペーパー試験時の検定料にしています。

英検を受験するメリット

高校・大学入試で加点されたり、判定待遇をされたりします。

また、留学する際の英語力証明にも使用することができます。

この2つについて詳しく見ていきましょう!

高校・(大学)入試で優遇措置を受けられる(加点・判定優遇など)

今回は、高校受験にフォーカスをして紹介します。(大学受験の際の待遇について知りたい方は、調べてみてください!)

英検取得が高校受験でメリットになるのは3級からがほとんどです。

中には、5級から待遇されるところがありますが、概ね3級以上です。

高校受験において1点の差で合否が左右されます。

取得した方が有利に働くと私は思います。

公立の高校と私立の高校の2つの軸を立てて紹介します。

公立の高校のメリット

埼玉県千葉県奈良県大阪府岡山県の5府県です。

東京都に関しては、「ESAT-J」というスピーキングテストを採用しているので、英検は関係していません。

さて、5府県の詳細についてみていきましょう!

都道府県対象級待遇内容注意点
埼玉県準2級以上調査書の「その他の項目」が約15-30点(満点)で設定されています。その部分に英検の取得で加点されます。
埼玉HP
各高校によって取得しないといけない級・加点率が異なります。
千葉県4級〜準2級以上加点・合否判定の判定材料になります。各高校によって取得しないといけない級・加点率が異なります。
奈良県英検準2級〜3級以上調査書に加点されます。
大阪HP
対象とする高校が少ないです。
大阪府準1級・2級調査テスト「英語」において、準1級以上で100%、2級以上で80%の保証がされます。大阪府立の公立高校入試には、リスク分散を考えると取得する必要があります。
岡山県英検準2級〜3級以上「特別入学者選抜」において待遇されます。ただし、学力テストの結果が一定以上なければいけません。募集定員は5〜10名程度です。

私立の高校のメリット

私立高校には沢山の英検取得者に対しての待遇があります。

いくつかあげると、以下のようなものがあります。

  • 調査書の評定(内申)に加点される
  • 推薦入試・一般入試の出願資格を得られる
  • 学科試験の一部が免除される
  • 学科試験に加点される

留学する際の英語力証明にも使用できる

一定の級を取得することによって、海外の高校や大学への留学資格を得られる「英検留学」という制度があります。

英検を取得することによって、留学という選択肢を手に入れることができます。

申し込み方法

申し込みは、「個人」「団体」「S-CBT」の3つが大きくあります。

下の表を見ながら確認してみてください!

受験方法特徴申し込みURL
個人◎年3回開催
◎1級の受験者のみ特定の場所でしか受けられない
◎インターネット申込・コンビニ申込・特約書店申込がある
https://www.eiken.or.jp/eiken/apply/
団体◎年間通して頻繁的に開催されている
◎通っている学校・塾での申込
◎近隣の一般受験者受け入れの団体での申込
https://www.eiken.or.jp/eiken/apply/
S-CBT◎準1級・2級・準2級・3級のみ
◎原則、毎週土日に開催
◎1日で4技能をコンピューターで
行える
◎スピーキングは、吹き込み式
https://www.eiken.or.jp/s-cbt/apply/
引用:英検公式HP

答え&解説

この問題は、英検3級程度の問題です。

今回は、3.fromと4.ofで悩んだのではないでしょうか?

fromは、「起点」というコアイメージがあります。
(例文)Wine is made from grapes.(ワインはぶどうから作られています)

ofには、「背景を置き、その支配下にする」コアイメージがあります。
(例文)The table is made of wood.(そのテーブルは木で作られています)

  • 材料がそのままの形を保っている場合は made of
  • 材料が変化して別の形になっている場合は made from
  1. through:「通過」というイメージ
  2. at:「一点」というイメージ
  3. from
  4. of

日本語訳は以下の通りです。

A:このチーズ美味しいね!

B:そう、このチーズは新鮮な牛乳から作られているんだよ!このチーズは100年の歴史があるんだ。